2017年 視聴予定秋アニメ

ここ最近忙しさを理由にアニメを全然見ておらず、QOLの致命的な低下を感じているので今期は感想を残しつつ見ていこうなどという考えに至りました。

 

視聴予定のアニメは以下の通り。

 

少女終末旅行

今期の安定期待枠。これは原作コミック(既刊5巻)を持っているのだけど、とにかく雰囲気がいい。いわゆるポスト・アポカリプスもので、戦争によって文明が崩壊した後の世界で、2人の少女が旧式戦車:ケッテンクラートに乗って旅を続けるというストーリー。

文明の崩壊やそれまでの二人の暮らしについて多くは語られず、荒廃した文明遺産の中を食糧を求めて旅するのだけど、そこに悲壮感や戦争への怒りといった感情は介在せず、淡々と文明崩壊後の『日常モノ』として描かれる。

「気合い入れて頑張ろう!」とか「もう死ぬしかないんだ」みたいな極振りしたキャラがいなくて、希望と諦念のバランスがちょうどよいのでぜひ広まってほしい。アニメ良かったら円盤買う。

 

結城友奈は勇者である‐鷲尾須美の章‐ / ‐勇者の章‐

2014年10月にオリジナルテレビアニメとして放送された『結城友奈の章』の前日譚の『鷲尾須美の章』と後日談?の『勇者の章』の2章を1クールで放送。

鷲尾須美の章は、結城友奈の章を見た人にはバッドエンドが確定で見えているのでとてもつらい。友奈の章で報われると分かっていてもつらい。ついこの前まで普通の中学生のだった女の子が、理不尽な世界の意志でかけがえのない友達と永遠に別れ、2年間を孤独に過ごす未来を考えるともうつらい。でも乃木園子ちゃん激推しなので見る。括目して見る。

勇者の章は、ぬるめの勇者部日常編(たまに戦うよ!)くらいでもいいかなぁと個人的には思ってるけどどうなるのだろう。

 

Infini-T Force

タツノコプロ55周年記念作品。タツノコプロ作品は『夜ノヤッターマン』しかまともに見たことがないクソにわか勢なんだけど、PVがカッコいいので視聴決定。櫻井孝宏も出るし。

おじさまの活躍がメインのタイバニ的ヒーローアクションなのかな。ヒロインはなんというか思春期の娘ポジションっぽさがすごい。全体としてはタツノコプロアベンジャーズみたいな感じがする。それぞれの作品を知らなくても楽しめるだろうか…。

それにしても3DCGめちゃくちゃ綺麗だな、と思って3DCG制作のデジタル・フロンティアを調べてみたら、アイアムアヒーローとかGANTZとか漫画実写化系映画のCGを手掛けているところだった。さすがの技術力。

 

おそ松さん 第2期

2015年10月に第1期が放送された『おそ松さん』の第2シリーズ。元は赤塚不二夫生誕80周年企画として制作され、1期放送当時は驚異的な大ヒットを記録し、おそ松さん特集が組まれた雑誌は続々売り切れからの重版、放送中に1年先まで同人誌即売会が組まれ、放送翌日のつぶやきビッグデータではほぼ毎回おそ松さん関連のワードが入るなどの社会現象を巻き起こした。

おそ松さんの魅力は、藤田陽一監督による渾身のパロディネタ、下ネタ、風刺ネタ、そして(実際には深い意味はないのかもしれないが)考察厨を満足させる意味深なカットなので、2期もそのあたりを大いに期待しています。でも今期は銀魂新シリーズもやるんだよなぁ…監督が過労で倒れませんように。

 

いぬやしき

 イブニングKC掲載の漫画原作。原作未読。PVとあらすじを読んだ感じだと、人間とは?心とは?善悪とは?みたいなテーマなのかな。

苦悩するサイボーグものだし、最終話付近で主人公と対立側の人間とで人間の本質や正義についての問答をする展開になるのかなぁ。楽しみだなぁ。PVで家族に疎まれている主人公(壮年のおじさん)の図が悲しすぎるので早く本編見たい。

 

宝石の国

 アフタヌーン連載中の漫画原作。原作未読。

人の姿をもった宝石たちの友情と戦いの物語、という感じか。非日常の中での日常というテーマが大好きなので、戦争のある世界でそれとは無関係に育まれる友情とか諍いとかがあるのだろうなぁと楽しみ。鬱展開厨としては、壊されてもかけらを集めれば復活できるという設定が鬱フラグに見えて仕方ないのでそれも楽しみ。復活できると思ってたのにかけらも残らず溶かされちゃうとかそういうやつ…。

うっかりハマるとキャラへの課金額がすごいことになる(宝石なので)とのことなので慎重に手を出したい。

 

クジラの子らは砂上に歌う

ミステリーボニータ連載中の漫画原作。原作未読。

ノーマークだったけどキャラデザと世界観が全体的に好みなので視聴決定。ちょっと前のノイタミナ枠にありそう。

ガルガンティアとかもそうだけど、漂流する巨大な(船上)都市を舞台とした話っていいよね。閉塞感のない閉鎖感と暮らしを維持するための独特な慣習、外界との接触によって壊れていく日常、そこから生じる住民の葛藤…。

漫画の表紙もすごく綺麗なので、アニメが面白かったら買おう。

 

URAHARA

オリジナルアニメ。

女子高生変身バトルもの?今期の女児向けアニメ風大きいお友達枠かな。

ゆるいキャラデザと某ぱみゅぱみゅっぽいカラーリングが可愛い。まつげが髪色のキャラ造形も個人的にめちゃくちゃ好み。可愛い。

なにかと話題の異世界スマホと同じ人がシリーズ構成という点がちょっと気になるけど、頭空っぽにして見れそうなのでとりあえず見てみよう。

 

キノの旅

言わずと知れたラノベ原作。2003年にアニメ化され、14年ぶりの再アニメ化。

キノ世代にもかかわらずラノベもアニメも通ってこなかったので、作品に触れること自体人生初というオタクにあるまじき暴挙。これを機に私もキノ入りしたい。調べてみたら過去に2回も映画化もされているのね…。

周囲の評判からも、面白いことが約束されているので非常に楽しみ。

 

鬼灯の冷徹 第弐期

モーニングKC連載中の漫画原作。2014年から3年ぶり2度目のアニメ化。

原作は1巻だけ読み、1期は途中まで視聴という中途半端な入り方をしているけど普通に面白かった。1期の時は見る時間がなかったんだ…。「じごじごじごくだよ~♪」のEDがそこそこ話題になったような記憶がある。疲れた時にご飯食べながらだらだら見る枠のアニメであってほしい。


十二大戦

西尾維新の小説原作。原作未読。

これもノーマークだったけど、西尾維新だしとりあえず視聴決定。酉の女の子が可愛い。あやねるだし。

殺し合うとか願いをかなえるとか聖杯戦争みがある。事前情報が全然ないのでまずは3話まで見たい。

 

 

以上です。

全11作品。もう1話が配信されてるのもあるけど、とりあえずは3話まで見ます。田舎なのでネット配信が中心だけど、感想もちゃんと随時アップしたい。